令和4年度 会長挨拶
会長 加藤 裕介
令和4年度 ス ロ ー ガ ン
温故知新・一念通巌
所 信
まず初めに、昨年度はコロナ禍にも関わらず、皆様のご協力のもと、多くの例会・事業が盛会裏に終えられたことを感謝いたします。先輩諸兄から継続しているこの能代商工会議所青年部も、本年度で35周年を迎えられることも重ねて感謝申し上げます。さらに、日本商工会議所青年部第42回全国大会美の国あきた大会も開催されます。本年度も更なるご協力を宜しくお願い致します。
~ 困難を予期するな。決して起こらないかも知れないことに心を悩ますな。常に心に太陽を持て。
ベンジャミン・フランクリン~
私の好きな言葉の中に「継続は力なり」「コツコツカツ(勝つ)コツ」というのがあります。夢を諦めず、自分自身の可能性を信じ、コツコツ努力を積み重ねながら進めていけば、各々自身そして自社の未来は切り開けるものと私は考えます。砂時計が落ちるのをただ眺めるように未来を待っているだけでは、そこには明るい未来はないかも知れません。青年部指針にある通り、行動こそ時代を先駆けるべき青年の責務と信じ率先して行動し、そして、ベンジャミン・フランクリン曰く心に太陽を持っていれば、自ずと私たちそれぞれの会社の未来が、そして地域の未来が開けるものと信じます。この信念を基に、スローガンの「一念通巌(一念岩をも通す)」を本年は掲げて行きます。
続いて、スローガンの「温故知新」ですが、古きをたずね求め、そこから新しい何かを知る。言わずと知れた故事成語です。会社を経営する上で必要なことのひとつに信念・思想を持つことが必要だと考えます。ただ頑固になるのではなく、ぶれない意思と譲歩の心を持ちながら、折れないしなやかな心を持つことが重要です。このためにも、会社や組織の成長の軌跡を知る機会を得ることが重要だと考えます。青年部としても、35周年をきっかけに、今までの先輩たちの思いを知り、振り返る契機です。会員の皆様も、この機会に、自社のこと、YEGのことを振り返り、整理してから、もう一度自分の信念・思想と照らし合わせてみてください。そして、それぞれの一歩は違っても、新しい一歩を踏み出してみてください。個々が伸びると全体が伸びるという名言にもある通り、ひとりひとりの成長が、自社の成長に繋がり、ひいては能代全体の繁栄に繋がります。
~ 柔道の基本は受身 受身とは投げ飛ばされる練習 人の前で叩きつけられる練習
人の前でころぶ練習 人の前で負ける練習です。 相田みつを ~
相田みつをさんの詩にもある通り、失敗を重ねないと成功は見えないときが多く、失敗を恐れない心の受身を身につけることが大切です。そして私が好きな歌の一節に、「~まだ見ぬ世界を語るより、泥を跳ねろ~」とあります。本年度末の令和5年2月には、日本商工会議所青年部第42回全国大会美の国あきた大会が行われます。秋田での全国大会は、誰もが初経験です。結果を求めるより、詩や歌詞にもある通り、失敗を恐れずに、時には喧々諤々と話し合い、実践してみて、その先にある各々の何かを掴み取って行きましょう。全国大会では、能代を魅せるために、オリジナリティを更新しながらオンリーワンの戦略を組み、ときには向かい風に向かう力が必要かもしれません。その時は皆で助け合い、和や輪を作りながら共に成功に導きましょう。
最後に。前段のベンジャミン・フランクリンと同様に「深い闇の中にいるのなら、光を見つけることに集中しなければならない」と哲学者アリストテレスも遺しています。大変な年度ではありますが、苦しみながら、楽しみながら、ひとりひとりの光を見つけて行きましょう。1年間、宜しくお願いします。
基本方針
令和4年度 能代商工会議所青年部 基本方針
1.日本商工会議所青年部第42回全国大会美の国あきた大会の企画・運営
2.能代商工会議所青年部35周年式典の企画・運営
3.地域の賑わい創出事業の実施
4.のしろみなと祭りの更なる発展に向けた企画・運営
5.会員の資質向上に繋がる取り組み
6. 会員拡大運動の推進
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